ロリコンとしての限界を迎えた話

諸君、私はロリコンだ。

いや、ロリコンだったというべきか。

少なくとも三次元に於いては。

 

元々二次元ロリが好きで、ロリもののイチャラブ系が好きだった。

10代後半にはこの傾向になっていたと思う。

その延長線上で三次元もロリというか年下物を好むようになっていた。

なので、自分は二次も三次もロリコンなのだろう、三次元でも将来的には年下の子を選ぶのだろうとぼんやりと考えていた。

 

だけど、自身も20代後半に差し掛かりTwitter等で自分より若い子(18上ではある)と絡んだりする中で色々と「違うんじゃないか?」と感じるようになっていった。

 

彼らはあまりにも若い。

自身が好むと好まざる関係無しに隙が見える。弱さが見える。

そして僕は弱い人間であり、その隙に付け入ろうとする自身の影を見てそんな自分を自己嫌悪するようになっていった。

強い人間であれば、そんな対応をせず誠実に対応するであろうし、クズに振り切った人間であればチャンスと見て楽しんでいたのだろうけど、僕はそのどちらでも無かった。

 

そんな流れに気付いた時、「あ、ロリコンとして終わったな」と感じた。

二次元ロリはそういう設定だとして考えることは出来ても、三次元ロリは有り得ないな、となってしまった。

 

今までは合法の範囲で年下であればあるほど良いと考えていたけれど、もうこれは前後2〜3歳差以上は好めない身体になってしまった。

それに元々、リアル子供は父性の目で見ていたのもある。

ある種のアイデンティティにしていた物が崩れて消えていった、そんな感覚を味わいながら今文字を書き進めている。

 

童顔で身長低い同年代の子が好きという一般的な人間に段々と自身が薄れていく。

薄れていく感覚が自身の中を流れていく。

これは良いことなのだろう。

だけど、少し寂しく、少し穏やかに、そして熱狂が遠く感じる。

 

これ以上はどうにも喩えれないのでこの辺で一旦閉じることにする。

さよなら、僕の青春。